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顧客の「目指す形」に伴走する——WEBマーケティング支援と自社開発AIツールで成果に向き合う

株式会社リープの代表取締役・江川玲大代表は、SEO対策、コンテンツSEO、AI検索最適化(AIO・LLMO)、WEBサイト・LP制作、広告運用など、企業のWEB集客を幅広く支援している。支援の軸となるのは、顧客一社一社の課題に向き合う伴走型の個別支援と、自社開発のコンテンツSEO最適化ツール「LeapHand(リープハンド)」だ。「現状に満足しない」という姿勢を大切にし、事業規模の拡大そのものではなく、顧客の目標達成と支援品質を優先する。本記事では、リープの事業の強み、組織づくりに対する考え方、そしてAI検索時代を見据えた今後の構想を聞いた。

目次

課題に合わせて設計する、二つの支援のかたち

株式会社リープの支援には、大きく二つの形がある。一つは、顧客ごとの事業目標やWEBサイトの状況を踏まえ、SEO対策、コンテンツSEO、AIO・LLMO、WEBサイト制作、広告運用などを組み合わせる伴走型の個別支援。もう一つが、自社開発のコンテンツSEO最適化ツール「LeapHand」を通じた支援だ。LeapHandは、SEOキーワードの調査・分析、競合サイトの調査、検索上位コンテンツの分析・校閲、AIによるコンテンツ設計・生成、検索順位の計測、サイト内のエラーや重複コンテンツのチェックなど、コンテンツSEOの実行と改善を支援する機能を備えている。

また、「デジタル化・AI導入補助金2026」の対象ITツールとして登録されており、所定の要件を満たす中小企業・小規模事業者は、導入時に補助金を活用できる可能性もある。江川代表は、ツールの提供だけで顧客の課題がすべて解決するとは考えていない。「ツールを使って自社で運用したい企業もあれば、戦略設計や記事制作、サイト改善まで支援してほしい企業もあります。お客様の社内体制や目標によって、必要な支援は異なります」。問い合わせや紹介、パートナー企業を通じた相談にも対応し、ツール導入に限定せず、企業が抱えるWEBマーケティング全体の課題を相談できる体制を整えている。

顧客の成果から逆算し、必要な施策を組み立てる

江川代表が会社として大切にしているのが、「現状に満足しない」という姿勢だ。検索環境や生成AIの進化、顧客の購買行動は絶えず変化している。過去に成果が出た方法をそのまま続けるのではなく、変化を捉えながら支援内容を改善し続けることが、顧客の成果につながると考えている。また、リープでは、SEOだけ、広告だけ、WEBサイト制作だけと、最初から手段を限定することはない。顧客が目指す状態を確認したうえで、現在のWEBサイト、予算、社内の人員、実行にかけられる時間などを整理し、優先順位をつけながら施策を設計していく。

他社との差別化について尋ねると、江川代表は、他社との違いを言葉だけで強調するよりも、目の前の顧客にとって何が必要なのかを考えることを重視していると語る。「お客様が目指している形に対して、どのような支援が必要なのかを考えることが基本です。費用や作業時間、社内の負担も含め、無理なく継続できる方法をつくりながら、成果につながる支援を追求していきたいと考えています」。顧客の負担を抑えることと、施策の品質を高めること。その両方を実現できるパートナーであり続けることが、リープの目指す支援のかたちだ。

支援品質を守るからこそ、採用と体制拡大を急がない

現在のリープでは、業務内容に応じて、専門性を持つ業務委託メンバーや外部パートナーと連携しながら支援を行っている。事業を拡大するうえで、人材が重要であることは十分に理解している。一方で、単純に人数を増やせば、支援できる企業数や成果が比例して増えるわけではないというのが江川代表の考えだ。

「人を迎える以上、その人が力を発揮し、成長できる環境まで整える責任があります。会社側の都合だけで採用を急ぐのではなく、顧客への支援品質と、働く人に対する責任の両方を守れる状態にしてから進めたいと考えています」。必要な領域では専門性のあるメンバーと連携しながらも、固定的な組織拡大を目的にはしない。まずは、誰が担当しても一定の品質を保てる業務設計や支援体制を整えることを優先している。

営業についても、単に案件を獲得する役割として切り離すことは難しいと考えている。WEBマーケティングの支援では、顧客の事業や課題を正しく理解しなければ、適切な提案や運用につながらない。営業、ヒアリング、提案、導入後の支援は一続きであり、契約獲得だけを目的とした営業体制では、顧客との期待値にずれが生じる可能性がある。だからこそ、顧客理解を欠かさず、契約後の支援まで見据えた営業体制をつくることを重視している。

代表個人の知見を、再現可能な仕組みに変える

江川代表が今後、特に強化したいと考えているのが「仕組み化」だ。新たな顧客との接点づくりから、ヒアリング、提案、導入、運用、改善までの流れを整理し、代表個人の経験や判断だけに依存しない、再現可能な支援プロセスを構築したいと考えている。

3年後の姿について、江川代表は次のように語る。「自分一人ですべてを完結させるのではなく、会社として同じ方向を向き、一定の品質で支援できる状態にしたいと考えています。そのために、まずは営業や支援の流れを一つずつ仕組みにしていく必要があります」。目指しているのは、単純に人数や売上を拡大することではない。顧客に提供する価値を維持・向上させながら、組織として継続的に支援できる体制をつくることだ。

その先の事業機会として注目しているのが、生成AIの普及による情報収集行動の変化である。企業のAI活用というと、文章作成や業務効率化に目が向きやすい。一方で、ユーザーが生成AIを使って企業や商品、サービスを調べ、比較する場面も増えている。今後は、従来の検索エンジン対策だけでなく、生成AIに自社の情報を正しく理解してもらい、回答の中で参照・引用されやすい情報を整備するAIO・LLMOの視点も重要になる。江川代表は、SEOやコンテンツSEOで培ってきた知見とLeapHandを組み合わせ、従来の検索エンジンからAI検索までを一体的に捉えた支援を強化していく考えだ。顧客の負担を軽減しながら、目指す成果に伴走する。その一貫した姿勢を守りながら、リープは次の成長に向けた仕組みづくりを進めている。

会社概要

  • 会社名:株式会社リープ
  • 代表者:代表取締役 江川玲大
  • 所在地:東京都港区赤坂4-7-6
  • 事業内容:WEBコンサルティング、SEO対策、コンテンツSEO、AI検索最適化(AIO・LLMO)、MEO対策、広告運用、WEBサイト・LP制作、コンテンツSEO最適化ツール「LeapHand」の開発・提供、補助金申請サポートなど

編集後記

取材を通じて印象に残ったのは、事業規模の拡大を先に求めるのではなく、顧客の成果と支援品質を判断の起点にしている江川代表の姿勢だった。SEOやコンテンツSEO、AI検索対策、WEBサイト制作、広告運用などを幅広く扱いながら、施策ありきではなく、顧客が目指す状態から必要な支援を組み立てている。採用や組織拡大を急がず、まずは代表自身が蓄積してきた知見を仕組みに変えようとしている点にも、堅実な経営姿勢が表れていた。

検索エンジンと生成AIの両方を意識した企業の情報発信が求められるなか、伴走型の個別支援と自社開発ツールをどのように組み合わせていくのか。今後の展開が注目される。

※補助金の活用には申請要件や審査があり、交付を保証するものではありません。

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