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「三方よし」で、みんなが幸せになる会社を——AIと営業を科学し、経営者を育て続ける

自分が心から「売りたい」と思えるものだけを扱いたい——その一念から、高さんは株式会社グローバルホールディングスを立ち上げた。掲げる理念は「三方よし」、そして物心両面でみんながハッピーになること。同社はAIと営業を掛け合わせたセールステック事業を軸に、中小企業へ「上質なリード」を届け、営業のコンサルティングまで手がける。売り手も買い手も、そして紹介する自分たちも幸せに——その先に見据えるのは、たくさんの経営者を輩出するホールディングスカンパニーの姿だ。

目次

「自分が心から売りたいもの」を追って——創業の原点

起業の出発点にあったのは、「自分が心から販売したいと思えるものだけを扱いたい」という強い思いだった。誰かに用意された商材ではなく、自らの手でつくり、自らのビジョンを表現できる場所をつくりたい。その願いが会社を興す原動力になった。

もう一つ、高さんの背中を押したのが祖母の存在だ。小学校しか出ずに、苦労を重ねながら懸命に働き続けた人だったという。「もっといい環境があれば、世の中にもっと広げられたことがたくさんあったはず」——その無念を、自分の代で晴らしたい。祖母が大切にしていた理念や良いところを受け継ぎ、かたちにしていく。そんな思いも、創業の芯にある。

根っこにあるのは「三方よしで、物心両面みんなでハッピーになっていこう」というビジョンだ。それを純粋に表現できる会社をつくりたかったと、高さんは創業の経緯を語る。

AIと営業を掛け合わせ、「上質なリード」を生み出す

現在のメインは、AIと営業を掛け合わせたセールステック事業だ。セールス力・マーケティング力・AIを組み合わせ、売上や利益といったビジネスに直結する「上質なリード」を生み出す——上質リードマッチング支援サービスを展開している。リードを届けるだけでなく、営業のコンサルティングまで伴走するのが特徴だ。

同社が掲げるのは「ニーズマッチ×ヒューマンマッチ×ビジョンマッチ=上質リード」という考え方。単なるリスト頼みのアプローチではなく、営業心理学や行動経済学をしっかりと踏まえ、足で稼いだ名刺情報を一枚ずつデータベース化し、科学的にリードを組み立てていく。

顧客は中小企業が中心で、組織コンサルティングや保険など、一般には「営業支援では売りにくい」と言われる領域でも成果が出ているという。前職で徹底的に磨き込んだ営業のスキームを、そのまま自社のサービスに落とし込めることが、大きな強みになっている。

時代に合わせて「やり方を変える」——創業期の苦労

創業当初の苦労を、高さんは率直に振り返る。前職で身につけた厳しいやり方をそのまま持ち込んだところ、うまく回らない時期があった。テレアポ一つとっても、時代とともに受け止め方は変わっている。若い世代にとっては、旧来の厳しいスタイルはきつく感じられることも多い。

だからこそ、やり方を時代に合わせて変えていく必要があった。手法をマニュアル化し、再現できる仕組みへと落とし込む。その適応に一定の時間はかかったが、「やり方を変え続けること」こそが重要なのだと、高さんは語る。仕組み化はまだ道半ば。これからも磨き続けていくという。

「三方よし」と物心両面のハッピー——大切にする価値観

経営の軸に据えているのは、やはり「三方よし」だ。売り手よし、買い手よし、そして紹介する自分たちよし。お金だけでなく心も満たされる、物心両面のハッピーを目指す。

その実践として徹底しているのが、クライアントファーストの姿勢だ。まずクライアントが喜ぶものを考え、その先に自分たちの「よし」を置く。三方よしの関係だからこそ、リードもサービスも「上質」になる——高さんはそう信じている。

素直で成長意欲のある仲間と——組織づくりの現在地

現在、40名ほどのメンバーが一緒に働いている。高さんが仲間に求めるのは、「素直で、成長意欲があること」。そして、会社の発展と個人の発展を両輪で回せる人だ。自分の成長だけを追うのではなく、会社への貢献がやがて自分に返ってくる——これもまた「三方よし」の発想に通じている。

一方で、組織づくりの課題も率直に挙げる。採用の強化、組織や環境構築の仕組み化、そして生産性を最大化しながらも社員が疲弊しすぎないバランス。成長と成果を両輪で生み出せる組織を、これからさらにかたちにしていく。仕組みづくりについては、外部の力を借りる可能性も含めて柔軟に考えているという。

100人の経営者を輩出する——今後の展望

数年先を見据えたとき、高さんの目標は明快だ。理念を守りながら利益をしっかり最大化し、みんながハッピーになる会社をつくる。そしてもう一つ——「うちから100人の社長を輩出したい」。

思い描くのは、たくさんの経営者が集うホールディングスカンパニーだ。メンバーそれぞれの個性や得意分野を伸ばし、グループ内で新たな会社を立ち上げ、子会社の社長を育てていく。独立を望む人がいれば、それも一つの道。「経営者をどんどん輩出したい」という言葉に、その思想が凝縮されている。全員を同じ型にはめるのではなく、一人ひとりの個性を伸ばすことが、みんなの幸せにも、事業の勝ち筋にもつながると考えている。

その先にあるのは、中小企業の「縁の下の力持ち」として成長を支え、日本経済を活性化させていくという大きな志だ。健全なアップデートを後押しし、より豊かで住みやすい社会をつくる——高さんの視線は、自社の枠を越えて社会全体へと向かっている。

会社概要

  • 会社名:株式会社グローバルホールディングス
  • 代表者:高さん
  • 事業内容:AIと営業を掛け合わせたセールステック事業(上質リードマッチング支援)、営業コンサルティング
株式会社 グローバルホールディングス 代表 高さん

編集後記

祖母への思いから始まった一念が、「三方よし」という理念となり、AIと営業を科学する事業へと結実している。数字や仕組みを語りながらも、その根底に一貫して流れているのは「みんなでハッピーになろう」という温度のある言葉だった。経営者を育て、社会を豊かにしたいと語る高さんの姿は、これからの中小企業支援のひとつのかたちを指し示しているように感じられた。

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